2019.8.15 T10 Blowin’ in the WIND
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今年の8月での映像です。
坂の下のみゆきさんが撮影してくれました。
台風のウネリが入り、風向きもまずまず、潮の良い時期を外してしまい、板の走るポケットを見つけることが難しく、2015年の時の方が、良かったです。
しかし、いい時も悪いときもあり。その場に居れたことに感謝です。
この日の思い出といえば、一緒にポイントへ向かったバディがカブネを越えられずに、2,3時間漂流していたということです。笑えないです。沢山波に乗り、満足した後、ちゃんとレスキューに向かいました。
とにかく、普段の鎌倉の海にはない表情でした。
映像もそうですが、まず、清志郎の歌に興奮してしまいました。笑
シュガーケーンの鈴木さんがこれはボブディランの風に吹かれてのカバーだと教えてくれて、
さらに興味深々。
こういうプロテストソングって、真面目の受け止めてしまう性格なので、
みゆきさんの意図ややっていることについて、思考を巡らせてしまいます。
「その答えは風の中さ 風が知ってるだけさ」って、そんな。。。。
2019.8.15 T10 Blowin’ in the WIND from oz movie on Vimeo.
どれだけ遠くまで歩けば 大人になれるの
どれだけ金を払えば 満足できるの
どれだけミサイルが飛んだら 戦争が終わるの
その答えは風の中さ 風が知ってるだけさ
いつまで追っかけられたら 静かに眠れるの?
どれだけテレビが歌えば 自由になれるの?
どれだけニュースを見てたら平和な日が来るの?
その答えは風の中さ 風が知ってるだけさ
興味ある人はリンクにとんで、もっと掘ってみてください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/風に吹かれて_(ボブ・ディランの曲)
2015年のも一応、リンク貼っておきます。
この日も雨上がりの朝8時くらいに海に出て、上がったら、みゆきさんと鈴木さんが見ていてくれました。
Solo concert 気に入っています。
長くなりますが、ここまで興味持ってくださった方へ。
Behind story
そもそも、みゆきさんが、何故ここまで僕を撮ってくれるのかという疑問もあり、
清志郎のサントラが良かった!とメールしたところから、数回やりとりが続きました。
僕が若い頃、滝口保さんという、プロカメラマンとフォトシューティングさせてもらったことがあります。
以前にもTaki(滝口保)さんが亡くなられた時に、記事を投稿したことがあるんですが、
とても才能あり、すごいカメラマンで、本物でした。
10回満たない程度のセッションでしたが、沢山の事を学ばしてもらい、試合以外での活動の仕方、プロフェッショナルであるためにどうあるべきかをこの頃、考えていたと思います。
その頃、みゆきさんはウィンドサーフィンからカイトサーフィンに夢中になり、ウィンドサーフィンから離れていました。
当時、マウイ、カナハではウィンドサーフィンとカイトサーフィンが同じビーチで行われていて、みゆきさんと僕はカナハのビーチでちょっと面識がある程でした。
この創成期のカイトサーフィンにタキさんも夢中になり、みゆきさんとも一緒にまだまだ発展途上のタコを操っていました。
タキさんはその後、スノーカイト。大雪原や非圧雪な山をカイトを使って、滑べる世界へ。
当時の僕には全く想像できない世界で遊んでいたわけです。
カメラにも興味を持ち始めていたみゆきさんは、タキさんから鎌倉に居るならば、
「柳澤トシ、撮ってておもしろいよ。」と言われたそうです。
このメールをしたのは数日前の11/11。
丁度それを受信した時、僕はタキさんの地元を車で通過していて、完全に鳥肌が立ちました。完全に。
僕は雑誌が好きで、おっ!と思う凄い写真のクレジットはいつも Taki で、憧れのカメラマンでした。
この人に撮ってもらいたいというのは口外できなかったけれど、秘めた目標でした。
何も知らずに沢山みゆきさんに撮ってもらっていましたが、そんなやりとりが昔にあって、今がある。
このようなことは自分に秘めておいても良いことですが、あえて、シェアしてみようかと思います。
笑えるエピソード、マジでやばかったエピソード。色々思い出します。
みなさん、ありがとうございます。
タキさん、元気にやってます。