JP からはウェイブラインナップが２種類出ていますが、
こちらはよりラディカルで、スピードが出る仕様のボード。
想定はダウンザラインですが、鎌倉のようなゲレンデでもジャイブの入りやすさ、
反応の速さ、クイックなコントロール性は乗り手の意思をボードに伝えやすいボードです。
こういったボードの特性として、ピーキーになりがちですが、このボードはトータルバランスが優れている点もお勧めできるポイントです。

ストラップの下には深いコンケーブがあり、レイルは前年モデルよりもタックドアンダーされ、よりタイトにターンをできるように変更されています。後ろ足ストラップ前、サイドフィン付近にはウィング、またはサイドバンプと呼ばれるテイルサイズをワンサイズ下のボードのテイル、小さいテイルをつけることで、波のトップでの切り返しや際どいセクションでの軽さと操作性を向上させています。

ビギナーには反応の速さがシビアに思われますが、数度失敗を繰り返したり、加減を確かめながら、乗れるようになれば、逆にボードコントロールをより繊細に扱うことができ、いわゆる、ウィンドサーフィンにより近くなっていける、ボードだと思います。上級者には本来、ボードが活き活きする、パワフルな波のパワーをうけ、ハイスピードでターンできる状況下でも不安がなく、攻めれるボードだと思います。

３枚か４枚のフィンがセットできますが、こちらのセッティングは好みによるところ。購入ご検討の方、詳しくは店頭にて声かけてください。

ちなみに、この数ヶ月、４枚フィンに興味を持ち始めました。
新しい刃は新しい動きとリズムを得れます。
試してみましょう。