お気に入りの Super Mini Quatro
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春になり、南風がよく吹き始めてます。
ビーチにはミニ乗り達をよく見かけます。
85lを乗っている人が多そうですね。
この冬はピラミッドを乗ることが多かったですが、昨日の鎌倉のようなコンディションでは
やはり、クワトロ スーパーミニが絶好調です。
これに代わるボードはないくらいに好調。
数日前にも一度乗りましたが、実はその際、フラットロッカー、幅のあるボトム。にちょっとストレスを感じました。
重たく、水から板がが剥がれにくく、ピラミッドの軽快さ、機敏性と比較してしまいました。
プラミッドの速さは節水面を少なくできることと、全体的にロッカー、アウトライン、レイル、どこをとっても R が付いているから速い。
その点、トランジッションボードはパワーの無い波や斜度の無いスロープで弱いRがそれを助けてくれますが、プラミッドに比べれば、鈍臭く感じる。
オンショア小波ではトランジッションボードが威力を発揮するんですが、タイミングの取り方や絶対スピードが違うので、乗り手の意識を変更する必要があります。
まだまだ、ウェイブモードの頭や身体なので、今の内に、アップデートする必要があると思い。
セッティング、設定を変えてみました。
ストラップは一番後ろへ。
初めて乗る方は一つ前が良いと思います。
乗り慣れて、もう一枚アグレッシブに行きたい方は後ろへ。
デメリットもあります。
一番強い V の上にバックフットがあるので、コントロールがシビアです。最初はグラグラでした。
前で板に乗れていないと、スピンアウトしまくりです。
メリットはより機敏に。フラットの走りも板をより浮かせて走れるようになります。
フィンポジション。
ついに真上に乗る時代に突入です。
以前では考えられなかったけれど、板が短くなり、よりコンパクトになったおかけで、ここまで行き着きました。
一番最初はエドアングロがこう言う板のシェイプをし始めました。先駆者ですね。
プロダクションのいいところはサイドフィンが動かせないところ。サイズを変えるくらいしか設定変更の幅がありません。
これは毎日乗れて、コンディションが安定していないので、フィックスであることで、ベストチューニングに持って行くまで、だいぶ近道です。
余談ですが、先日、リーバイと話している際、たまにシングルフィンで乗ると言っていました。
実は僕もサイドフィンのアダプターを手に入れたので、シングルフィンで乗ったりします。
すると素直に板の性格、シェイプがよくわかります。
ただ、リーバイいわく、シングルフィンは進化が止まっていて、現代のボードにあうものが無いと言っていました。
さすがです。。。そこまではわからなかったです。
確かに、昔は薄く長いレイルを持ち、節水長の長いアウトラインボードがシングルフィンボードのデザイン。
マルチフィンにすることで板を短く、コンパクトに、グリップ上げるためにボドムデザインにコンケーブが多用されるようになった。
今時のボードデザイン力でシングルフィンを作ったら、どんななんだろうと、ちょっと想像してみました。
笑。真剣に。いいかも。
やはり、シングルフィンはシンプルなんです。シンプルってコトは何おいても良い。持論。
で、サイドフィンとシングルフィンとのトライアングル。この三角形を意識することが大切だとここ数年考えているんですが、
このスーパーミニが出てきて、今までの概念を裏付ける確証が得れました。
というのも、サイドフィンとセンターフィンとの距離感。この間に流れる水の量をどれくらいにするかがターンにとても作用します。
考えています。だいぶ、マニアックです。
というわけで、皆さんもボード買い換えたいなと思っている方もまずはちょっと足のポジション、フィンのポジションを変えてみたら乗り味変わって、ウィンドサーフィン面白くなるんじゃないかな。
と、同時に、乗り方も意識的に変えていくこともお勧め、いや必要です。
ウィンドサーフィンって、経験値がとても大事で、頭の中さえアップデートできれば、進化します。
子供の頃からやっていて、だいぶ、長くなり、年長者の域に差し掛かりはじめ、感じ思うことです。
イメージが大切。
そして、先入観、既存意識、決め付けて物事みてしまう。石頭は進歩や発見、新しい出会い、チャンスを減らします。
何においてもそうかもしれませんね。。
そして、一番最初に決まるはずのジョイントポジション。
個人的には今年セイルが変わったこともあり、この帆を立てる場所がなかなか決まりません。
ミニはロッカーが抑え気味で、短いので、前過ぎるとだれでもすぐにわかります。
その次にボード浮き具合。さらに、ターンの時にの抜重した際のレイルの水離れ。
この辺りが決めてなんですが、正直、セイルが変わってなのか、乗り方が変わっていっているのか、まだ定まらず、少しずつ動かしています。
参考にしてみてください。