ウェイブスモールセイル 10年前のセイルテスト
wave
今年の冬は強風が多いです。
掘り出し物のガストラセイル発見!
IQ used 3.3もすぐに乗りての元へ。
こちらは2016年のセイル。
ハーフバテン仕様にもなりますが、このセイルを使う風域、オンショアコンディションではフルバテンで良さそうですね。
昔ならば、冗談みたいなセイルサイズですが、ここ数年のスモールセイルは想像以上に進化しています。
3.3なんて、20mオーバーの年に一度出番があるかどうかと思っていましたが、今どきのセイルは15mくらい吹いていたら、
ソフトなフィーリングで楽に乗れちゃいます。これほんと。
ラフ長は338cm 340マストでどんぴしゃりです。なんとIMCSは15と、とてもソフト。
柔らかいマストでもセイルフォイルが安定していて、ちゃんとツイストし、フォイルをキープしてくれます。
アンダーセイルでちゃんと乗れるのが今時のスモールセイル。
って、言葉では説得できても、本当に進化しているのか、実際に試してみました。
10年くらい昔のシマーのX-flex 3.7 RDM10370マストで使用。
ボードやブームは現在のもの。セイルだけアンティーク。
セッティングした雰囲気は懐かしくいい感じ!
ちょっとパネルテンションが硬く、リーチはあまり落ちない。
でも、ウェイブライディングは気持ちだ!という信念のもと、ゲッティングアウト。
2018年の Blacktipには無かったフィーリング。
「風の強弱がたまらなく乗りづらいし、上らない。スピードが出ないし、出すとカイトしてボードが安定しない。」
普段なら気にならない風の強弱がとても煩わしく、正面のフォイルが硬いせいでセイルのオンとオフが激しく、マストスリーブも風に合わせて伸び広がってくれない。
リーチが開かず、ツイストしないので、
オンショアのフロントサイドへのターンでは裏風くらいまくり。。。
全然、いいところ無し。。。
乗り手次第で、結構乗れてしまうだろと、思っていましたが、、そうでもなかった。。。
良かった点はセイルの機能を如実に感じられたこと。
リーチの開き、ドラフトの位置、ハーネスラインの長さなど、色々と感じるところあり。
普段は30インチのハーネスラインを使っていますが、これでは長すぎ。
長いハーネスラインについてはまた次回のコラムで