勝手にWave board test
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昔の雑誌にはこんな企画あったよね。
独自に進化したここ最近のウェイブボードたちはそれぞれ個性的
世界のトップライダーが乗って凄いのはこれだけの情報社会、よくわかる。
で、、自分のホームで乗って、実際このボード使えるのかってのが気になるところ。
3、5年前の今の道具で満足って人も多いと思いますが、毎日、同じ靴では飽きるし、たまには違う靴履いて、違うリズムで歩いたり、走ったりするのも悪くない。むしろ、体力、技術はさほど進化していなくても履物の違いを楽しみ、そのフィールドに調和することが気持ち良いと思う。どんなコンディションにで対応して楽しく乗れるのがウィンド力高い人だ。
今はショップという切り口でウィンドサーフィンに接しているので、色んなボードがやってくる。
コンペから離れ、気持ち良いウェイブセイリングを追求しているのが僕のウィンドサーフィンの今。
というところで、勝手に辛口ボードテスト。
*テストコンディション:4.0 だいぶオンショアからクロスオンショア 腰腹のビーチの波
①走り出し /5 プレーニングの入り
②ターン /5 レイルを傾けて曲がる
③ドライブ /5 加重したレイルターンがどれだけ伸びるか
④フィンセッティング /5 純正フィンとボードデザインとのマッチング
⑤オンショア /5 オンショア時での走破性とパフォーマンス
⑥サイドショア /5 オフショアでは乗っていないが想像で評価と期待値
⑦コンストラクション /5 板の作り、剛性、しなり
Novenove KS 79
① 2/5 ジョイントをやや前にセットするとよい レイルよりに強く入ったコンケーブはグリップ力が高い
② 4/5 シャープさはないけれど、波のどこでもターンし易くクセがない
③ 4/5 タイトなターンが得意 テイルが外に流れながら曲がる感じ ターン時、レイルが水をしっかり掴んでくれる
④ 5/5 厚いレイルとベースの細いフィンの組み合わせは抜群
⑤ 3/5 デッキにフラットセクションがあり、最大幅もあるので誰でも乗り易い
⑥ 3/5 ハイスピード下でどうなのか気になる ポケットでタイトなターンをしたい
⑦ 3/5 やや硬く、もっとしなりがあっても良いかも デッキはPVCのダブルレイヤー
Tabou dacurve 80
① 3/5 数値よりも幅が細く感じ、リフトするまでちょっとふらつく ロッカーが独特
② 2/5 回転性は高いけれど、水を掴む力が弱く、ルース過ぎる
③ 2/5 前足とマスト加重でターンする乗り方ならば、ドライブするだろうけど、個性的な板
④ 4/5 フットストラップポジションがチューニングできれば、フィンも良い位置に付けられるはず
⑤ 2/5 よく曲がるけれど、リリースも早いので、ターンが途中で抜けてしまってマニューバーが続かない印象
⑥ 4/5 細いテイル、ダウンザラインのハイスピード時はレイルタッチが繊細なので、良いはず
⑦ 4/5 水当りも柔らかく、軽く、しなやかさもあって、良いと思う
Quatro Mini 79
① 5/5 フラットロッカーなので、早い。トップスピードは決して速くはない
② 4/5 Vがレイルを傾けるきっかけをつくり、切り返しもし易い ジャストアンダーが得意
③ 4/5 パラレルなアウトラインとファットなレイルは低速、中速でもドライブしやすい
④ 5/5 MFCとの相性は抜群、スモールセイル、強風時はセンターを小さくしてもよい
⑤ 4/5 テイルのリフト、走破性、ターンバリエーション、レイルの切り返しは抜群のトランジッションボード
⑥ 1/5 波に張り付き、遅く、重たく感じるはず
⑦ 3/5 ローロッカー、最大厚もあり、硬く感じる
Starboard Kode 72
① 4/5 スルスルとクセなくリフトし走りだす 素直な走りでトップスピードでも安定している
② 4/5 シンプルなボトムデザインでクセなく曲がる ターンのきっかけも取り易い
③ 4/5 浅いターンからボトムでしっかりターンすることもできるオールラウンド
④ 2/5 純正フィンではちょっと大きすぎて走り、ターンが重たい 小さく変更したら完璧
⑤ 4/5 パラレルなアウトライン、大きなラインでのターンにも対応する
⑥ 4/5 ダウンザラインのフルスピードでも体感したいと思うボード
⑦ 5/5 軽くはないが、このバルサを使用したボードはしなやかで乗りやすい