NEIL PRYDE WIZARD/JP FREESTYLEフリスタセット インプレッション
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今日はNEIL PRYDE WIZARDとJP FREESTYLEをみっちりインプレッションさせて頂いたのでお伝えします。
NEIL PRYDE / WIZARD 5.4 規定 ラフ438cmを2cm残し、ブーム長170cmを172cmでセッティングしました。フリスタセイルらしくリーチを垂らさずにパリッとしたセッティングにしてみました。
まず印象としてはドラフトが安定していることです。今日の風域は6〜8m/sのアンダーからブローで10m/s程度のオーバーでした。アンダーでは持ち前のパワーでグイグイ走って行きながら、オーバーでもドラフトの位置が動かないので、セイルが安定して扱いやすかったです。これは非常に重要で、フリスタ初心者の方はバルカンで飛び出す時にセイルを引き込む際にドラフトが安定していて中央上側にいるので飛び出しやすくなります。また、上級者がダック系のトリックをする時もセイルトリムがしやすくなります。
セイルサイズは5.7〜3.8まで。参考までに、私は体重70kg程度ですが、最大セイルは5.4で十分フリスタを楽しめると思いました。
JP / FREESTYLE 101L 非常に安定しているボードです。ボリュームを中央からテール側に集中しているので走りだし、飛び出し性、そしてローテンション中の回転力がいいです。今日はかなりチョッピーな海面でしたが、非常に乗りやすかった印象です。
ボードサイズは85、92、101、105。今日乗った101には純正の20cmの直立したフリスタフィンが付いています。バルカン、スポック等を練習するならこの純正フィンとボードのマッチングは素晴らしい。よく走るし、飛び出しの時に抜けることもないです。上級者はフィンを小さくして、よりクイックな回転が可能になるでしょう。
まとめ
近年、フリスタのトリックはより進化し、道具もそのトリックの要求に応えるものとなっています。反面、フリスタ初心者が道具の扱いに戸惑いが生まれることがあります。しかし今日インプレッションさせて頂いたNEIL PRYDE WIZARDとJP FREESTYLEは共にフリスタ初心者から上級者まで満足出来るものと感じました。